2011年2月 PMTCセミナー 塚本千草 衛生士(オーラルケアー)を招きました

今回、PMTCセミナーを受け、PMTCの手順の理解が深まり技術が身につきました。
今までのPMTC で疑問や曖昧だった事は
1 PMTCの順番
2、ラバーカップのラバーの動かし方、圧、ペーストの量
3、ペーストの選択
4、多量のステインの除去、器具の選択

今回得たことは、
1、 ディプラーク、研磨、フッ素という流れで、最初に染め出しを行い、リスク部位のチェックをして把握する。そのリスク部位に合わせ器具、道具を選択する。フロスでのディプラークの際、ペーストを使用し隣接面のプラークをしっかり落とす。

2、 ラバーカップは歯肉溝1ミリくらい入れ、歯肉、歯頚部に沿わせ動かす。実際にLOWでやってみたが、かなり強く押し当てないとうまく歯肉溝に入らず、それだけ力を加えてもさほど痛みはないようでした。(健康な歯肉だった為)ペーストの量はラバーカップに入るくらいの量だが、リナメルはたっぷりとつけるとのこと。

3、 ペーストの選択はインプラント埋入されている口腔内にフッ素は好ましくないが、それ以外だとフッ素が入っているものを使用する。またPMTCとポリッシングでは、目的、効果が異なるので、口腔内に合わせて研磨剤を選択していく。

4、 ブラシ、粗い研磨剤を使用しても良いが、仕上げ研磨まで必ず行う。

今まで自己流になりがちでしたが、今回は教えて頂いた事なので自信を持って患者さんへ提供できる技術を身につけられたと思います。

他に得た事は、メンテナンスで来院される患者さんで特に治療の必要がなさそうな患者さんはで、毎回変わりのないような方にもスウェーデン型プラークコントロールを提案してみていつもと違うことを取り入れ、更にモチベーションがあがることにつながれば良いなと感じました。そして一番は、患者さんとリスク部位を一緒に把握し、患者さんにも協力、理解をしてもらいながらメンテナンスを行っていければいいなと思いました。