上下インプラント支持固定式補綴物で治療した無歯患者の機械的感覚と最大咬合力

Mechanosensetion and maximum bite force in edentulous patients rehabilitated with bimaxillary implant-supported fixed dental prosheses

上下インプラント支持固定式補綴物で治療した無歯患者の機械的感覚と最大咬合力

著者
Stefano Sivolella
2012 COIR
目的
インプラント支持固定式補綴物(IFDP/IFDPs)を有する無歯患者の、感覚と最大随意咬合力(MBF)を、総義歯(CG-CC)を有する患者、及び完全歯列(CG-DD)を有する被験者のそれらと比較すること
方法
年齢の性別がマッチした、IFDP/IFDPsを有する7名の無歯患者、CG-CCを有する7名、及びCG-DDを有する7名が本、パイロット実験に参加した。12種類の厚さの
銅箔を、厚い順に利用して(12枚:700μm―5μm)、3個のアクティブ感覚閾値(絶対、50%、及び100%)を評価した。それぞれの1/6箇所にて、受動的閾値を歪みゲージを用いて測定した。セントラルベアリングポイント法を用いてMBFを電子的に評価した。

結果
アクティブ触覚閾値は3個の歯牙状況群で異なっていた。絶対P=0.0156;50%P=0.0019;100%P=0.0059)。IFDP/IFDPsの中間受動的触覚閾値は5.7N,CG-CC(1.7N)とCG-DD(0.5N)のそれよりも高かった。MBFはそれぞれの歯牙状況で有意に異なっていなかった。
結論
IFDP/IFDPsで修復した無歯患者の、能動的、及び受動的感受性は、CG-DDのそれよりは低いがCG-CCのそれよりは高いという、本パイロット研究の仮説は部分的にのみ確証された。50%能動的触閾値に関する仮説は明白に採択されたが受動的閾値については棄却せねばならず、それはCG-DDとCG-CCの両方と比較して有意により劣っていたことが示された。IFDP/IFDPsを有する患者は両対象群よりもより強い最大噛み切り力を有するという仮説はサンプルサイズ計算に基づいて棄却されることができるためそれを裏付けるためのより大きなコホートが必要とされる