即時埋入し、修復する一歯インプラントの生着に対して、埋入トルクが及ぼす影響

The Influence of Insertopn Torque on the Survival of Immediately Placed and Restored Single -Tooth Implants
即時埋入し、修復する一歯インプラントの生着に対して、埋入トルクが及ぼす影響
著者:Michael R .Norton
出典:JOMI / 2011
目的
25Ncm以下のpeak insertion torque(PIT)で、抜歯窩に即時暫間処置した1歯インプラントの生着と、辺縁骨の喪失に関するデータを評価した。
材料と方法
救済不可能な1本の歯牙を置換するために、連続的に委託されてきた61名の患者にて25Ncm以下の低い埋入トルクで、インプラントを即時埋入し、暫間補徹物を装着するという治療法を計画した。長軸的な固定が欠如していなければ、回旋的固定の低さは、治療の禁忌とはしなかった。埋入トルク、年齢、性別、インプラントサイズ、インプラントの位置そして辺縁骨喪失の間に存在しうる何らかの相関性を発見するために、統計分析を行った。
結論
新鮮抜歯窩に25Ncm以下という比較的低い埋入トルクで埋入される一歯インプラントの即時暫間処置は、一般的に受け入れられている基準に匹敵する良好な生着率を、辺縁骨レベルの最適な維持を伴いながら達成できると結論付けることができる。