勉強会レポート

審美ゾーンの骨欠損に、単独歯インプラントを即時埋入する。1年無作為対照付き治験。

著者

Kirsten W.Slagter   


出展

JP2016,87617629

 

目的

審美ゾーンの骨欠損に、インプラントを即時埋入した場合の、1年後のアウトカム、辺縁骨レベル(MBL)は、成熟後に埋入したインプラントのそれよりも、劣っていたかを調べることにある。

 

材料と方法

上顎審美ゾーン(切歯,犬歯、または第1小臼歯)に救済不可能な歯牙を有し、抜歯後に唇側面で5㎜以上の骨欠損が存在していた、40名の患者を無作為に、即時インプラント埋入群(n=20,または、成熟後インプラント埋入群(n=20)に割り振った。3か月の治癒を経て二次オペを行い、暫間処置を行った。最終クラウンの装着から1か月後と1年後に、追跡観察検査を行った。本研究は0.9㎜を超えるMBLの相違を探知できる検出力を有していた。頬側面の骨厚さ、インプラント周囲の軟組織パラメーター、審美指数、及び患者の満足度も調べた。

 

結果

最終クラウンの装着から1年後のMBLは、即時埋入群で近心面0.56±0.39㎜、遠心面0.74±0.51㎜、成熟後埋入群で、近心面0.51±0.43㎜、遠心面で0.54±0.45㎜であった(非有意)。平均差については、1年後に非劣性は観察されなかった。即時群と成熟後群の平均差は、近心面で0.04㎜、遠心面で0.21㎜であった。他のアウトカム変数に関する有意差は観察されなかった。

 

結論

頬側面の骨欠損が5㎜以上であった部位における、即時インプラント埋入+成熟後暫間処置は、成熟後インプラント埋入+成熟後暫間処置に、MBLの変化という点で劣っていなかった。他のアウトカム変数については、検出力は不足していたものの。これら変数に関する、臨床的に関係した相違は観察されなかった。

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